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Posted by たまりば運営事務局 at

2014年12月14日

後藤正好「腸の丈夫な子」

腸の丈夫な子なら、一年から二年くらいで、生のオレンジ、桃、あんず、プラム、種なしぶどうなどをやりはじめます。

もちろん、よく熟していなければいけませんし、三才か四才になるまでは、必ず皮をむいてやることです。

また、皮をむくときもよく洗って、農薬のようなものをすっかり落さなければいけません。

さくらんぼや、生のいちごなどは、ふつう2歳になるまではやらない方がいいといわれています。

いちごは、赤ちゃんによっては発疹をおこすことがあるし、また、こういったものは、小さいこどもは丸のままのみこんでしまうので、消化されずに、そのまま出てしまうからです。

だから、よくかめるようになるまでは、つぶしてやらなければいけません。

さくらんぼは、自分でちゃんとタネを出せるようになるまでは、タネをとってからやります。

とにかく、こういったものをやるときは、いくつになっていようと、少しずつ、少しずつ、ならしていくことで、お腹の具合が悪いようだったら、すぐにやめなければいけません。

カンタロップ(洋瓜)、メロン、西瓜なども、2歳になると食べさせてもいいのですが、やはり慎重に、ごく少しずつつぶしてやります。

後藤正好(教育評論家、元中学校教諭)  
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  • Posted by 後藤正好 at 01:01後藤正好

    2014年12月09日

    後藤正好「シリアル(穀類)と夕食」

    満1歳になると、そのまま食べられる赤ちゃん用のものだけでなく、もう、家族といっしょに、ふつうのオートミールや、精白していない小麦のシリアルなどもたべていることとおもいます。

    好きなら、一日に一回か二回は必ずたべさせるといいでしょう。

    小さいこどもは、歯ごたえのあるものか、さもなければ本当に柔かくて、なめらかにノドを通るようなものが好きなのです。

    ノリのようにべたべたしたものはよろこぱないようです。

    だから、シリアルはなるべくゆるく仕上げることです。

    一つのものに飽きたら、ほかの、しばらく食ぺさせなかったものにかえてみます。

    ときには、玄米、ホミニー(ひきわりとうもろこし)、精白した小麦のシリアルなどを煮てやるのもいいでしょう。

    その他にも、乾燥したシリアルがいろいろあります。

    大きな子が食べていると、赤ちゃんも、欲しがるでしょう。

    精白していない小麦のシリアルとオートミールにはビタミン、ミネラルの類がたくさんあって、栄養的にはすぐれています。

    (それにくらべると、とうもろこしや米はいくらか落ちます)

    日本では、おかゆから離乳をはじめている場合、満1歳では、やわらかいごはんが食べられるようになっています。

    家族の食事がご飯が主なら、シリアルとしてごはんを考えればいいでしょう。

    後藤正好(教育評論家、元中学校教諭)  
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  • Posted by 後藤正好 at 01:02後藤正好

    2014年12月04日

    後藤正好「ビタミンの供給源」

    野菜は、いろいろなミネラル、ビタミンの供給源としても、またセンイ素ということからいっても、大切なたべものです。

    しかし、果物もやはり、ミネラルやビタミンを含んでいるし、センイ素もおなじくらい入っています。

    果物にないビタミンや塩類は、混合ビタミン液(小児用)、牛乳、肉、卵などからとることができます。

    だから、野菜はいやがるが、果物はよろこんでたべるというのなら、そう心配することはありません。

    一日に二、三回、果物をたべさせて、しばらくの間、たとえ、それが二、三カ月になってもかまいませんから、野菜のことは忘れてしまいなさい。

    あなたさえ大さわぎしなけれぱ、いずれまた、たべるようになるものです。

    赤ちゃんが、はじめの牽間に口にした果物は、りんご、あんず、乾プラム、洋梨、桃、みかんなどの煮たものかカン詰。

    生なら、よく熟したバナナ、りんご、洋梨、アボカード(ワニナシ)などでしたが、一年を過ぎたら、もうそろそろ形のままやってください。

    市販されているふつうの洋梨、桃、パイナップルなどのカン詰は、おつゆが甘すぎてこどもには感心しませんから、たべさせるときには、少なくともおつゆはやめて果肉だけをおやりなさい。

    後藤正好(教育評論家、元中学校教諭)  
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  • Posted by 後藤正好 at 03:11後藤正好

    2014年11月29日

    後藤正好「自分というものを感じはじめる」

    おこせばすぐ起きておしっこをしてくれる子ならいいのですが、いちど寝ついてしまったらなかなか起きなかったり、起きても簡単にはおしっこをしてくれなかったり、機嫌が悪くなったりする子もいます。

    こんな子は、無理におこさない方がいいとおもいます。

    1歳になるということ=赤ちゃんが一つになった、ということは、なんとすばらしいことでしょう。

    あなたの赤ちゃんは、いろいろな面でちがってきた筈です。

    たべものも、まわりのものを見る目も、したがることも、あるいは自分自身についての感じ方も、まわりの人について感じることも、ぜんぜん違ってきます。

    たとえば、なにか赤ちゃんの気にいらないことをさせようとすると、赤ちゃんはごく自然に、どうしても反対しなければならないとおもうようになります。

    ところがこれが昂じると、自分がしたいことまで、 「いや」といってみたり、いやだという動作をしたりします。

    心理学者は、これを〈反抗癖〉とよんでいますし、お母さんは「あのいやな反抗期」というのです。

    しかし、考えてみましょう。

    もし、赤ちゃんが、この〈いや〉がいえない子だったらどうでしょう。

    まるで、自分の意志を持たない、機械のような人間、つまりロボットと、少しも違わないではありませんか。

    後藤正好(教育評論家、元中学校教諭)  
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  • Posted by 後藤正好 at 02:04後藤正好

    2014年11月24日

    後藤正好「腎臓でつくられる尿」

    腎臓でつくられる尿は、人間が活動をやめて眠っている間は、しぜんに量が少なくなり、そのかわり濃くなるのです。

    大部分の子が夜おしっこをしなくなるのは、2歳から三才までの問ですが、1歳から2歳ぐらいでそうなる子もいるし、反対に、三才をすぎてもまだおむつがとれないことだってあります。

    どちらかというと、男の子のほうが女の子より遅いようだし、のんびりした子より、神経質な子のほうがおそいようです。

    また、ときには家族代々が遅いタチのこともあるようです。

    夜のしつけといって、べつに変ったことはなにもないはずです。

    こどもの膀胱が発達し、それに加えて、おしっこは便所でするものだ、と昼間教えられて、わかってくると、しぜんに夜はしなくなります。

    もちろん、夜中にもらさないと、こどもだって得意ですから、そんなとき親もいっしょによろこんでやると、励みになるというものです。

    もっと積極的な親になると、夜申のおしっこを早くや
    めさせようとして、昼間おしっこができるようになるとさっそく夜の十時ごろにこどもを起こして、おしっこをさせることがあります。

    たしかに、こうして、途中で一度膀胱を空にしておくと、翌朝までに、そういっぱいにならないですむわけですから、いくらかは早くなるかもしれません。

    後藤正好(教育評論家、元中学校教諭)  
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  • Posted by 後藤正好 at 03:01後藤正好

    2014年11月19日

    後藤正好「夜はおむつをぬらさないことが多い」

    こどもを育てた経験のあるなしにかかわらず、こどもが夜おむつをぬらさずにすむのは、両親が寝しなに起こして、おしっこをさせてやるからだ、とおもっている人が多いようです。

    そして、よくこんなふうにたずねます。

    「もう昼間はほとんどおむつを使わないですむようになりましたが、いつごろから、夜おこしておしっこをさせたらいいのでしょうか」
    これは見当ちがいというものです。

    夜通しおむつをぬらさずにいるのは、なにか、たいへんなことのようですが、じっさいには、膀胱がじゅうぶん発達してくると、自然に、夜おしっこをしなくてすむようになるものなのです。

    ただし、神経質なこどもや、反抗的なこどもは、そうはいかないこともあります。

    じっさいの例をみても、しつけもまだぜんぜんはじめていないし、昼間はしょっちゅうおむつをよごしているというのに、一年ぐらいから、夜はおむつをぬらさないという子が、百入に一人ぐらいは、いることがわかっています。

    そして、二年目の終りから、三年目のはじめぐらいになると、昼間はまだよくおしっこができないのに、夜はそそうをしなくなる子もかなりいます。

    昼間より眠っているときの方が、尿を長く、膀胱にためておけるからです。

    後藤正好(教育評論家、元中学校教諭)  
    タグ :後藤正好


  • Posted by 後藤正好 at 01:05後藤正好

    2014年11月14日

    後藤正好「乳歯がぬける」

    乳歯を抜いたあとは、どうしても両側の歯が寄ってきて、永久歯が出てくる場所がせまくなってしまいます。

    それに、最後の乳歯がぬけるのは、十二才ごろだということも、頭に入れておいて下さい。

    だから、乳歯も永久歯と同じように、大事にしなければいけないのです。

    永久歯も、時がたつといくらかなおってくるものですが、どの程度なおるかは、わかりません。

    半年ごとに歯医者に診てもらっていたら、そんなときにも、治療した方がいいかどうか教えてくれます。

    永久歯が、はじめは乳歯の裏側にはえて、あとから前に出てくることがよくあります。

    はえたばかりの歯は、端がギザギザですが、そのうちにすり減って、なめらかになります。

    永久歯は六才ごろからはえはじめます。

    六才で出る臼歯は、乳児期にでた臼歯の奥にでます。

    まず最初に下の中央の二本の門歯がぬけます。

    永久歯が下にできて、上へ上へと持ちあげるので、乳歯は根がこわれて、とれてきます。

    乳歯はだいたいはえた順序で抜けます。

    つまり門歯、臼歯、犬歯(糸切り歯)の順です。

    乳歯の臼歯の抜けたあとに生える永久臼歯は小臼歯といいます。

    後藤正好(教育評論家、元中学校教諭)  
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  • Posted by 後藤正好 at 03:08後藤正好

    2014年11月09日

    後藤正好「フッ素について」

    水にフッ素が含まれていなければ、産婦人科医や歯医者が、妊娠中にはお母さんに、生まれてからはこどもに、毎日ごくわずか飲むよう処方することもあります。

    歯医者にいって、こどもの歯に塗ってもらったり、フッ素入りの歯ミガキを使ってもいいのです。

    ところが、フッ素を水道に入れたらという話が出るたびに、こわがって反対する人たちがいるために、まだふみ切れない地方がたくさんあります。

    反対する人たちはフッ素を入れると害がある、と書いてあるものをひっぱり出してきたり、よそから反対論者を呼んできて講演させたりして、危険だと主張するのです。

    それを聞くと、町の人たちは、フッ素を入れるのが不安になってくるのです。

    しかし、水道にフッ素を入れようという以上、そのまえに、ちゃんとした科学者たちがさんざんに調べ、研究しているのです。

    もちろん、危険だという点も、反対者の意見も、じゅうぶん調べられています。

    それに、アメリカ公衆衛生協会、アメリカ歯科医師会、アメリカ医師会、アメリカ公衆衛生局がさらに調査した上で、フッ素を水道に入れることをすすめているのです。

    種痘や、ジフテリァの予防注射、水道の塩素処理などなくなります。

    後藤正好(教育評論家、元中学校教諭)
      
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  • Posted by 後藤正好 at 02:16後藤正好

    2014年11月04日

    後藤正好「よい歯にするにはどうしたらいいか」

    丈夫な歯を作るにはいろいろの栄養素がいりますが、なかでも大切なのは、カルシウムと燐(ミルクとチーズ)、ビタミンD(ビタミン剤や日光)、ビタミンC(ビタミン剤、オレンジや、その他の柑橘類、生のトマト、キャベツ)です。

    もちろん、この他にビタミンAやBも必要です。

    永久歯は、6才ごろにならないと出てきませんが生まれて2,3ヵ月のころから、もう作られています。

    この時期には、むろん、赤ちゃんはミルクからカルシウムと燐はたっぷりとっています。

    しかし、ビタミンCとDは、生まれて一カ月ごろから与えなければいけません。

    (CとDは、濃縮した液体のビタミンが市販されていますから、ふつうはそれを使います)

    フッ素のはいった水は歯を丈夫にする。

    こどもの歯が作られていくとき、フッ素はたいへん大切なものです。

    妊娠中のお母さんや永久歯がつくられるころの赤ちゃんや、小さいこどもの食事に、ほんの少しでもはいっていると歯のためにいいのです。

    ところによっては、フッ素がはじめから水の中に含まれている地方があって、そこの人にはむし歯がたいへん少ないのです。

    また、健康のために、害のない程度に、ごく少量をわざわざ水道に入れているところもあります。

    後藤正好(教育評論家、元中学校教諭)  
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  • Posted by 後藤正好 at 02:04後藤正好

    2014年10月30日

    後藤正好「赤ちゃん用の家具やおもちゃ」

    このごろは、赤ちゃん用の家具とかオモチャは、まず鉛の入ってないペンキで塗ってありますから、心配はないわけですが、家で塗りなおしたものとか、おもいもよらないものをかじったりすることがありますから、ペンキには注意しなくてはいけません。

    いつもきまった布をかんでいる赤ちゃんもいます。

    危なくさえなければ、赤ちゃんのほしがるものをやりなさい。

    しょっちゅう歯がための輪とか、布はしなどをかんだりいじったりしていると、バイキンが気になるかもしれませんが、その心配はいりません。

    もしついていても赤ちゃん自身のバイキンだからです。

    もちろん、土の上に落したり、犬に横取りされたりしたときは、石けんでよく洗ってやります。

    お気に入りの布はしなどは、ときどき煮沸消毒してやるのもいいでしょう。

    赤ちゃんによっては、歯グキを強くこすってやるとよろこぶことがあります。

    医者の指示がなければ、薬を使ってはいけません。

    まず知っておかなければならないのは、生まれる前から、乳歯の頭の部分(つまり歯グキの上に出てくるところ)は、歯グキのなかに出来ているということです。

    これは、母親が妊娠中にたべるもので、つくられるのです。

    後藤正好(教育評論家、元中学校教諭)
      
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  • Posted by 後藤正好 at 13:07後藤正好

    2014年10月17日

    後藤正好「材料や資料集め」

    まだ1文字も書いていないのに材料や資料を集めようとするのは無駄が多い。

    自分の頭だけでひねり出した最初の一文が書ければ、それを続けるためにどのような材料や資料、データが必要かが明らかになってくる。

    そうなってから材料を集めたほうが断然効率がいい。

    まず自分の力で書いてみて、それを補強するため、または間違っているかどうかを確かめるために資料を調べていく。

    調べていくうちに、最初のアイデアを修正したり、全く反対のものにしたいことが出てくるかもしれない。

    そのときは躊躇せず書き直していけばいいだけだ。

    私だったら、そんなことは言わないで、代わりに「ネタ帳をつけよう」と言う。

    ネタ帳をつけることで、毎日の出来事や入ってくる情報に敏感になるからだ。

    なんの問題意識も持っていない人はネタ帳に書くこともないし、そもそもネタ帳を持ち歩こうという気も起こらないだろう。

    不思議なもので、ネタ帳を持ち歩いていると、メモしておこうという気分になるのである。

    はっとした思いつきをしても、そのままにしておけば忘れてしまう。

    ネタ帳があればネタ帳の力でメモすることができる。

    それが習慣になれば、いつでもメモが取れるようになる。

    思ったほど面倒でもない。

    それでいて自分自身の生活や環境について敏感になれる。

    自動車で通勤している人は、ネタ帳としてICレコーダーがいい。

    ワンタッチで自分の声が録音できるものだ。

    これならば信号待ちのときに、さっとアイデアを録音することができる。

    後藤正好(教育評論家、元中学校教諭)
      
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  • Posted by 後藤正好 at 02:03後藤正好

    2014年10月12日

    後藤正好「ネタ帳をつけてみる」

    当面書く仕事がないときでも、ネタ帳をつけておくといいことがある。

    急に「何か書いてくれ」と言われたときに、楽に対処できるということではない。

    そうではなくて、ネタ帳をつけることが、いつでも書くための準備運動になっているということだ。

    ネタ帳には、日常の生活で気になること、思いついたこと、はっとしたこと、不思議に思ったことなど、なんでも書いておく。

    新聞や雑誌、テレビ、インターネットからの情報でも、気になったものはすべて書いておく。

    メモはできるだけ詳しく。

    というのは、キーワードだけで書かれたメモはあとで読み返したときに、何が面白かったのか思い出せないことがよくあるからだ。

    たとえば「ご長寿早押しクイズ」と書いてあるだけでは、あとでなんのことかわからない。

    それを「ご長寿早押しクイズ何回もへんな誤答を言っているうちに、正解が出てくることがある/古い記憶は思い出すのに時間がかかる/一見ぼけているようでも記憶はちゃんと残っ

    ている」とメモしておけば、これだけで文章の骨格にすることができる。

    よく「問題意識を持て!」などと言われるけれども、そんなものを一体どうやって持ったらいいのか、具体的に教えてくれる人はいない。

    後藤正好(教育評論家、元中学校教諭)
      
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  • Posted by 後藤正好 at 01:02後藤正好

    2014年10月07日

    後藤正好「ドロップアウト」

    日本の高校でも、最近は授業についていけず、ドロップアウトしていく生徒の数が増えています。

    しかしその数は、アメリカと比べればやはりはるかに少ないと言わざるを得ないほどの差があります。

    それはなぜでしょうか。

    アメリカで行われている学校教育は、日本の学校が及びもつかないような優れた部分がたくさんあると私は思います。

    にもかかわらず、結果は逆に出ているのには、多分二通りの原因が働いているのではないかと思います。

    一つはアメリカ社会のもつ特殊性、アメリカが開かれた自由な社会であることが関係しているのではないか。

    もう一つは、日本人がもつ価値観の特殊性ではないかと思います。

    よく言われることですが、日本人は同じくらいのレベルの人とたえず競争し合っています。

    同期社員との昇進争い、隣の家で車を買うとうちでも買おうと思い、隣の娘がピアノを習えばうちの娘にも習わせる。

    隣の息子が一流大学へ入ったのに、うちの子が三流大学では困るのです。

    子供のほうも同じ考えに慣らされていますから、学校になんか行かなくてもいいなどとは思わない。

    昔は学校へ行っても、勉強なんかしなくてもいいんだと考えている子が結構いたものですが、いまはそれが非常に少なくなっています。

    多分親が裕福になったからでしょう。

    誰もがある程度は勉強ができるようになろうと努力します。

    先生の授業がわからなくても、塾なり何なりで自分で解決しようと思います。

    ところがいま中学や高校で学ばなければならないことはかなり多く、むずかしいため、どうしてもついていけない生徒が出てきてしまいます。

    後藤正好(教育評論家、元中学校教諭)  
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  • Posted by 後藤正好 at 17:02後藤正好