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Posted by たまりば運営事務局 at

2014年10月30日

後藤正好「赤ちゃん用の家具やおもちゃ」

このごろは、赤ちゃん用の家具とかオモチャは、まず鉛の入ってないペンキで塗ってありますから、心配はないわけですが、家で塗りなおしたものとか、おもいもよらないものをかじったりすることがありますから、ペンキには注意しなくてはいけません。

いつもきまった布をかんでいる赤ちゃんもいます。

危なくさえなければ、赤ちゃんのほしがるものをやりなさい。

しょっちゅう歯がための輪とか、布はしなどをかんだりいじったりしていると、バイキンが気になるかもしれませんが、その心配はいりません。

もしついていても赤ちゃん自身のバイキンだからです。

もちろん、土の上に落したり、犬に横取りされたりしたときは、石けんでよく洗ってやります。

お気に入りの布はしなどは、ときどき煮沸消毒してやるのもいいでしょう。

赤ちゃんによっては、歯グキを強くこすってやるとよろこぶことがあります。

医者の指示がなければ、薬を使ってはいけません。

まず知っておかなければならないのは、生まれる前から、乳歯の頭の部分(つまり歯グキの上に出てくるところ)は、歯グキのなかに出来ているということです。

これは、母親が妊娠中にたべるもので、つくられるのです。

後藤正好(教育評論家、元中学校教諭)
  
タグ :後藤正好


  • Posted by 後藤正好 at 13:07後藤正好

    2014年10月17日

    後藤正好「材料や資料集め」

    まだ1文字も書いていないのに材料や資料を集めようとするのは無駄が多い。

    自分の頭だけでひねり出した最初の一文が書ければ、それを続けるためにどのような材料や資料、データが必要かが明らかになってくる。

    そうなってから材料を集めたほうが断然効率がいい。

    まず自分の力で書いてみて、それを補強するため、または間違っているかどうかを確かめるために資料を調べていく。

    調べていくうちに、最初のアイデアを修正したり、全く反対のものにしたいことが出てくるかもしれない。

    そのときは躊躇せず書き直していけばいいだけだ。

    私だったら、そんなことは言わないで、代わりに「ネタ帳をつけよう」と言う。

    ネタ帳をつけることで、毎日の出来事や入ってくる情報に敏感になるからだ。

    なんの問題意識も持っていない人はネタ帳に書くこともないし、そもそもネタ帳を持ち歩こうという気も起こらないだろう。

    不思議なもので、ネタ帳を持ち歩いていると、メモしておこうという気分になるのである。

    はっとした思いつきをしても、そのままにしておけば忘れてしまう。

    ネタ帳があればネタ帳の力でメモすることができる。

    それが習慣になれば、いつでもメモが取れるようになる。

    思ったほど面倒でもない。

    それでいて自分自身の生活や環境について敏感になれる。

    自動車で通勤している人は、ネタ帳としてICレコーダーがいい。

    ワンタッチで自分の声が録音できるものだ。

    これならば信号待ちのときに、さっとアイデアを録音することができる。

    後藤正好(教育評論家、元中学校教諭)
      
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  • Posted by 後藤正好 at 02:03後藤正好

    2014年10月12日

    後藤正好「ネタ帳をつけてみる」

    当面書く仕事がないときでも、ネタ帳をつけておくといいことがある。

    急に「何か書いてくれ」と言われたときに、楽に対処できるということではない。

    そうではなくて、ネタ帳をつけることが、いつでも書くための準備運動になっているということだ。

    ネタ帳には、日常の生活で気になること、思いついたこと、はっとしたこと、不思議に思ったことなど、なんでも書いておく。

    新聞や雑誌、テレビ、インターネットからの情報でも、気になったものはすべて書いておく。

    メモはできるだけ詳しく。

    というのは、キーワードだけで書かれたメモはあとで読み返したときに、何が面白かったのか思い出せないことがよくあるからだ。

    たとえば「ご長寿早押しクイズ」と書いてあるだけでは、あとでなんのことかわからない。

    それを「ご長寿早押しクイズ何回もへんな誤答を言っているうちに、正解が出てくることがある/古い記憶は思い出すのに時間がかかる/一見ぼけているようでも記憶はちゃんと残っ

    ている」とメモしておけば、これだけで文章の骨格にすることができる。

    よく「問題意識を持て!」などと言われるけれども、そんなものを一体どうやって持ったらいいのか、具体的に教えてくれる人はいない。

    後藤正好(教育評論家、元中学校教諭)
      
    タグ :後藤正好


  • Posted by 後藤正好 at 01:02後藤正好

    2014年10月07日

    後藤正好「ドロップアウト」

    日本の高校でも、最近は授業についていけず、ドロップアウトしていく生徒の数が増えています。

    しかしその数は、アメリカと比べればやはりはるかに少ないと言わざるを得ないほどの差があります。

    それはなぜでしょうか。

    アメリカで行われている学校教育は、日本の学校が及びもつかないような優れた部分がたくさんあると私は思います。

    にもかかわらず、結果は逆に出ているのには、多分二通りの原因が働いているのではないかと思います。

    一つはアメリカ社会のもつ特殊性、アメリカが開かれた自由な社会であることが関係しているのではないか。

    もう一つは、日本人がもつ価値観の特殊性ではないかと思います。

    よく言われることですが、日本人は同じくらいのレベルの人とたえず競争し合っています。

    同期社員との昇進争い、隣の家で車を買うとうちでも買おうと思い、隣の娘がピアノを習えばうちの娘にも習わせる。

    隣の息子が一流大学へ入ったのに、うちの子が三流大学では困るのです。

    子供のほうも同じ考えに慣らされていますから、学校になんか行かなくてもいいなどとは思わない。

    昔は学校へ行っても、勉強なんかしなくてもいいんだと考えている子が結構いたものですが、いまはそれが非常に少なくなっています。

    多分親が裕福になったからでしょう。

    誰もがある程度は勉強ができるようになろうと努力します。

    先生の授業がわからなくても、塾なり何なりで自分で解決しようと思います。

    ところがいま中学や高校で学ばなければならないことはかなり多く、むずかしいため、どうしてもついていけない生徒が出てきてしまいます。

    後藤正好(教育評論家、元中学校教諭)  
    タグ :後藤正好


  • Posted by 後藤正好 at 17:02後藤正好